お歳暮を贈るときについお世話になった方には高額な物を贈りたくなりますが、逆に相手へ気を遣わせることになります。品物の価格は目安として5、000円程度を上限にしておくと相手も気を遣うことがありません。時期に遅れずに贈るためには誰へ贈るかを早くから明確にし、基本的にはお世話になっている人に贈りますが、両親や親せき、勤務先の上司や取引先以外に、友だちや近所の人、会社の同僚や習い事の先生などにも贈ることがあります。選ぶときにも贈る相手の事を考えて、趣味嗜好や家族構成に最適なものを贈るのが基本で、夫婦や一人暮らしの人へ量が多い生鮮食品を選ぶのは良くありません。
ただ、正月だと子どもたちが帰省していて家族が増える家庭なら、量が多い物でも品が余ることが少ないです。品選びに迷った時はお菓子や珈琲、海苔などの賞味期限が長い物が向いてます。仕事で付き合いがある方は会社へ贈る場合と、個人の2通りがあり、金額の相場は世話になった度合で違いますが3、000円から5、000円程度が目安です。取引先にお歳暮を贈るときは宛名は先方の会社名や社長名、または関係部署の代表者名や担当者名にするのが一般的です。
特定の人に贈る場合は会社に個人名で、または自宅へ直に贈ります。送り主は個人名や上司との連名、部署名や自社名など色々あります。会社関連のお歳暮は宛名や送り主の書き方にも注意が必要で、間違っていると仕事上のトラブルにも繋がります。事前に上司へ報告や相談してから判断を仰いでから贈った方が無難です。